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2017-08

ブティ boutis :楽園~完成/東京国際キルトフェスティバル - 2010.01.15 Fri

今年も「東京国際キルトフェスティバル」が開幕しました。一昨年の『花のアドレス』、昨年のバッグ『草木花』に引続き、今年も「日本キルト大賞」の創作部門の入選作のひとつとして、『楽園』を東京ドームに展示していただいています。

花のアドレス』は『楽園』よりもコンパクトな作品でしたが、ブティを始めた頃の創作の勢いのようなものがあったような気がします。それと比べると、今回の『楽園』は、繊細になった代わりに落ち着きすぎたような気がするのが反省点でもあります。


[click for large]

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出来上がり寸法 127×118cm

「ようやく終わった」というのが正直な感想です。作り終えた時よりも、フェスティバルでの展示が始まった今日の方が、「『楽園』完成!」という気分です。

東京国際キルトフェスティバル」は、本日より1月23日まで開催されています。東京ドームにおいでになるご予定がおありでしたら、「日本キルト大賞」の創作部門にてご覧いただければ幸いです。ご感想もぜひお寄せください。

ブティ boutis :楽園 - 2009.11.30 Mon

「もう少し大きい作品にされると堂々たる迫力を感じさせるでしょう」
これは、2年前に東京国際キルトフェスティバルの日本キルト大賞で奨励賞をいただいた際の講評の一部です。『花のアドレス』の出来上がり寸法は145×89cmでした。受賞の喜びよりも、「もっと大きく作らないとダメなの?…」と気が抜けた覚えがあります。

パッチワークキルトが大半を占める日本キルト大賞で、ブティの出品は毎年ほんの数枚です。2年前も、パッチワーク作品はどれも2mを越える大作ばかりで、私のブティはやはり大きさで見劣りのするものでした。継ぎ足していくパッチワークとは異なり、ブティは1枚布。2枚をはぎ合わせて大きい1枚にするという方法はあれど、それはどうしてもやりたくなかったので、手元にある布の最大限の大きさに合わせてデザインし、作っていった結果が145×89cmの大きさだったのです。

「もっと大きく」という言葉はずっと棘のようにどこかに刺さっていて、次は大きく作らないと、と思っていました。それでも、自分が作りたい大きさは生理的にわかっていて、やっぱり2m超えに取組む気持ちにはなりませんでした。

『楽園』の出来上がり寸法は127×118cmです。今年も日本キルト大賞に入選し、1月に東京ドームで開催される東京国際キルトフェスティバルで展示していただけることになりました。08年『花のアドレス』,09年『草木花』、そして今回の『楽園』と、3年連続して入選してきましたが、エントリーするのは今年限りと考えています。来年はさまざまな新作の制作と、今までオーダーベースで承っていたスタージュ(レッスン)を本格化させていければと思っています。

今日のところは作品の一部分の画像だけでご容赦下さい。全体像はフェスティバル開幕後にアップします。

楽園cemtre_1

楽園parts_1

東京ドームへおいでになるご予定の方、日本キルト大賞の創作部門で『楽園』をご覧いただければ幸いです。
[東京国際キルトフェスティバル2010 @東京ドーム/2010年1月15日(金)→1月23日(土)]


boutis ブティ:楽園~3つめのコットンヤーン - 2009.09.16 Wed

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3つめのコットンヤーンです。以前も紹介したように、これは"Lily"の"Sugar'n Cream"で、1ポンド (454g) の円錐タイプ。最後に円錐型の芯が残るので、「初めはこんなに大きかったのね」とその重量感をしみじみと実感します。スタッフィングが進むにつれ、作品はますます重くなっていきます。すでに1kg近く詰められているのですから、それも当然なことですね。
『楽園』、まだまだがんばります…。

boutis ブティ:楽園~9月ーシャムロック(shamrock) - 2009.09.08 Tue

大きな作品を作る時に、私はデザインの一部にシャムロックのモチーフを入れることがあります。シャムロックを連続モチーフに仕立てると、デザインに動きが出て躍動感をもたらすことができると思うからです。今回『楽園』にもこれを使っています。『楽園』がなかなか進まない理由は、この部分の細かい作業にもあるのですが…。

DSCN2528.jpg


シャムロックは、クローバーやカタバミなど葉が3枚に分かれている葉の総称です。いわゆる「三つ葉のクローバー」と言えば一番わかりやすいでしょう。そして、シャムロックは私の愛するアイルランドの国花であり、国のシンボルです。

アイルランドが「エメラルドの島 The Emerald Isle」と呼ばれるのは、国のいたるところに緑の大地が広がっているからです。緯度は北海道よりも高いのに、メキシコ暖流が島の西側を流れているために、冬は温暖で湿潤。ゆえに大地を覆う緑葉が枯れることはありません。そしてその草原には必ずと言っていいほどシャムロックを見ることができます。

[ダブリンから西へ向う長距離バスの車窓から]
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カトリック信者が人口の90%以上を占めるアイルランドで、シャムロックの三つ葉は「神と子と聖霊」の三位一体を表すとも言われます。アイルランドのフラッグ・キャリアであるエア・リンガスも、その尾翼にはシャムロックが描かれ、さらに普通は航空会社名で呼ばれる航空管制コールサインも「シャムロック」なのです。

以前、『花のアドレス』のデザインを描いている時、動きのあるモチーフが欲しいと思いついたのがシャムロックでした。さまざまな方向にさまざまな大きさで描けるので、上下左右を気にする必要がありません。さらに、あらかじめ決めたフレームも突き破って行けと既成概念すら壊してくれるモチーフになりました。

[花のアドレス Les adresses des fleurs (2007) ]
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天衣無縫に伸びていく茎の先に3つのハート型の葉を持つ、愛らしくもやんちゃなモチーフです。「四葉のクローバーが隠されているの?」と尋ねられますが、シャムロックはアイルランドへの私のオマージュ。いくら目を凝らして探していただいても、残念ながら私のシャムロックの中には四葉は見つけられません。

boutis ブティ:楽園~8月 - 2009.08.11 Tue

お盆休みで東京を離れるので、針仕事もお休み。その前に『楽園』の現状を。
はっきり言って、暑くて思ったほど捗っていません…。

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実家へは持っていけないので、今年のお盆休みはフランス語の学習に時間を当てようと思います(とりあえず予定)。

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Hiromi Nakayama <hiromi at arielvoice>

Author:Hiromi Nakayama <hiromi at arielvoice>
フランスのキルト「ブティ」の作家・中山弘美
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