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2017-06

boutis ブティ:新しいモチーフ…クレマチス/the latest motif…Clematis - 2009.10.20 Tue

私は素描の基礎を学んだこともなく上手でもありませんが、時々、鉛筆やパステルで簡単な絵を描いたりします。ブティに使うモチーフもフリーハンドで描くのが大好き。最近新しいモチーフを描いていないので、久しぶりに撮り溜めておいた写真を参考に描いてみることにしました。テーマは「クレマチス」です。

最初はこんなラフスケッチから始めました。
clematis-sketch.jpg

撮った写真には蕾が写っていなかったので、インターネットで蕾が写っているクレマチスの写真を探して参考にしました。
試行錯誤しているのはそもそも素描の基礎がないからです…。

ある程度形が決まったら、フレームに構図を決めて描いていくのが私のやり方。今回は22×22cmのフレーム内に描いていきました。道具は鉛筆とスティックタイプの消しゴム、定規そして鉛筆削りです。こうしてテーマを決めてこの大きさで1枚描いておくと、これを縮小したり、一部分を使ったり、さらに構図を拡張したりと、さまざまに応用していくことができます。
clematis-motif.jpg

ブティのモチーフは、あまり写実的になりすぎると逆にわかりにくくなるものですが、対象の風情や雰囲気は表現したい…このジレンマと闘いながら久しぶりにスケッチブックを開いた週末でした。下手の横好き、ご容赦を。

boutis ブティ:comparison~布 - 2009.01.14 Wed

白いコットン布の比較です。
手元にあるのは5種。

thumb_1.jpg
右から
南フランスのブティ美術館のブティックで購入したバティスト
パリの生地専門店Reineで購入したバティスト
東京で購入したローン
東京で購入したキャンブリック
アメリカから取り寄せたバティスト

真っ白もあれば生成りっぽいものもあります。

比較と言っても結局は手触りなど感覚的なものでしかないとは思うのですが、とりあえず同じ図案にそれぞれ乗せてみました(あまりよくわからない画像ですが…)。
ユーロとドルでのメートル単価の円換算は現在の為替相場で算出してあります。

ブティ美術館のバティスト(160cm幅) 25ユーロ(3,100円)/m
thumb_maison.jpg

薄くて張りがある、とても目が詰まった布です。白というよりも生成りに近い色。買った時は気がつきませんでしたが、家に戻って他の布と比べてみたら「真っ白」ではありませんでした。この色がオリジナルなのか、同じ布でも毛糸のロットのようにボルトによって微妙に色合いが違ったりするのかはわかりません。


パリのReineのバティスト(160cm幅) 11.70ユーロ(1,450円)/m
thumb_reine.jpg

薄くて目も詰まっており、光沢があります。『楽園』はこれを使っています。お店で「サンク メートル(5メートル)買いたいんですけど」と言ったら、店員のおばさんに「ほんとに5m?」と片手を広げて確認されてしまいました。旅行者にしか見えないアジア人が真っ白な布だけを5mも? フランス語の数字を間違えて言ってるんじゃないの?と思われたようです。


ローン (110cm幅)800円/m前後
thumb_lawn.jpg

最も柔らかく、扱いやすいと思いますが、柔らかいので返し縫いをした箇所に小さい穴が空きがちです。額装をしたり、テーブルに置いたりなど、透かして見ない使い方をするなら、非常に縫いやすいと思います。『葵のセルヴィエット』は、ローンを使いました。


キャンブリック(110cm幅)700円/m前後
thumb_cambric.jpg

今回比較した中で最も厚手です。光沢があり、手触りも良くしっかりしている布なので、作業に安定感をもたらすと思います。ブティを始めた時から使っており、入手しやすいので、結局これを最も多く使っています。


アメリカのバティスト(150cm幅)6.99ドル(648円)/m
thumb_usa.jpg

安すぎると思いましたが今回試しに4m取り寄せてみました。柔らかく薄いのですが、比較的目が粗いバティストです。ちょっと不安定な感じもしましたが、2枚重ねてみるとそうでもないし、キャンブリックを裏に合わせてみてもよさそうなので、これから使ってみたいと思います。


今回アメリカから取り寄せる際に、29.99ドル(2,780円)/m(150cm幅)のバティストの見本も送ってもらいました。
thumb_swatch.jpg

1ドルで送ってもらえるのですが、どの程度の大きさで来るのだろうと思っていたら、3×20cmでした。
ネローナ・バティストという商品で、スイス製という情報も拾えました。Reineのバティストに似ていますが、目の詰まり方はブティ美術館のバティストに近く、光沢がきれいな良いバティストです。経済的に許せば、次回はこれを買ってみたいと思います。


布は結局のところ、値が張れば質も良いということなのだと思いますが、それぞれ作り手の手に馴染む素材を使うことが一番ですし、入手のしやすさ、価格の手頃さも重要だと思っています。悩むのは大きいものを作る時。国内で手に入る110cm幅布の場合、途中で継ぎ合わせが出てしまいます。シーツなどを使うこともありますが、広幅で薄手の素材を追求していくと、結局は輸入品ということになります。W幅のキャンブリックがあると一番いいのですが、どなたか見かけたことはありませんか?
とはいえ、大きい作品を作るのはせいぜい2年に1度。これからもキャンブリックの使用頻度の高さは変わらないと思います。

boutis ブティ:arrival~コットンヤーン - 2009.01.09 Fri

到着を待っていたものは、

thumb_1231469527.jpg

スタッフィング用のコットンヤーンのコーンタイプ(736m・454g)のものです。コーンは通常使っているタイプ(110m・70,9g/中央手前の糸玉です)の6.7個分あります。以前、アメリカに行った友人がお土産にこのコーンタイプのものを買ってきてくれたことがあり、実に経済的です。

私はいつもLilyというブランドのSugar'n Creamというコットンヤーンを使っています。以前は同じLilyのEliteというヤーンを使っていたのですが、入手が難しくなってきて、最近ではこれです。Eliteの方がSugar'n Creamより少し細くて滑らかな撚りでした。
以前半年ほど通っていた教室(残念ながらクローズしてしまいした)で、EliteとSugar'n Creamを扱っていたこともLilyを使っている理由です。

ブティ美術館でのスタージュの時に買ってきたCoton Special No.8もまだあります。

thumb_1231470123.jpg

これはEliteよりもさらに細く、撚りの滑らかさはEliteに近いと思います。

つまり太さは
Sugar'n Cream>Elite>Coton Special No.8
滑らかさは
Coton Special No.8>Elite>Sugar'n Cream

となります。一番太く、最も滑らかではないSugar'n Creamを使う理由、第一には「安さ」、そして「使い勝手は悪くない」からです。

私はSugar'n Creamをアメリカから個人輸入しています。購入先は毎回ネットで最も安いショップを探しています。今回はSugar'n Creamの他に別のショップからコットン・バティストを購入したのですが、1つは海外発送をしていますが、もう1つは海外からのオーダーをクレジットカードで決済できないショップでした。そのために個人輸入代行業者に、2つのショップからのお買い物を依頼しました。2つのショップからの商品を1つにまとめて発送してくれるので、それぞれ国際発送されるよりお得との判断もありました。もちろん代行手数料がかかります。商品本体価格は1コーンあたり$10 以下で、それに代行手数料と国際送料が加わると確かに高くなりますが、それでも日本国内でSugar'n Creamの110m糸玉を扱っている数少ないショップで買うよりも安く上がります。
それに、円高ドル安のこの時期にまとめて買ってしまおうという思惑もありました。

今回のSugar'n Creamのコーンは、商品本体価格+ショップから代行業者までの米国内送料+代行手数料+国際送料を合計すると、1コーンあたり$18.19 (1,688円/$=92円)、110mの糸玉ひとつあたりに換算すれば$2.71(249円)になりました。

今回利用した個人輸入代行業者を使うのは2度目。オレゴン州に拠点をおく日本の企業です。日本語でやりとりできますし、複数の注文品がオフィスに到着するごとにメールが届き、そのメールも丁寧で迅速です。オンライン上の個人ページで注文履歴や発送状況などもチェックできますし、国際発送はヤマト運輸で、荷物の追跡もできます。
この個人輸入について詳しく知りたい方は、メールでご連絡ください。

***

次回はコットン布の比較をしてみたいと思います。ブティ美術館で購入したバティスト、パリの布地屋「Reine」で購入したバティスト、今回アメリカから購入したバティスト、日本で手に入るキャンブリック、綿ローンなど、画像にしてどの程度の比較ができるかわかりませんが、お天気の良い日にちょっとやってみます。

それよりもスタッフィングを始めないと…!

boutis ブティ:フープのプロテクター - 2008.12.08 Mon

少し忙しくてステッチング作業が滞っていました。今日からまた時間ができるので作業開始です。
その前に、ステッチングに使っているフープのプロテクターを交換しました。プロテクターといっても、市販のバイアステープを外側のフープにきっちり巻き付けているだけです。

thumb_1228707979.jpg

ブティ美術館で受けたスタージュ(講習会)で、シルクを使った作品作りがありました。そのスタージュの前日に、私の師匠ニコールがバイアステープを取り出してきて、私が持参していたフープに巻き付けてくれたのです。「明日はシルクだから、トップ布を守るためにこうしておくといいのよ」

木綿布がトップ布の場合には必要がないことかもしれませんが、一度巻き付けたバイアステープをほどくのも面倒だし、せっかくニコールがやってくれたものだしと、そのまま使ってきました。木綿布の場合でも守ってやるに越したことはないわけですし、何より滑り止めとして有効で、きっちりと布がフープに張れます。

酷使していると悲しいかな、汚れてくるので、今日は交換の日。薄いモスグリーンのバイアステープにしてみました。最近のバイアステープはチェック柄や小花プリント柄などいろいろ。時々気分転換に替えてみるのも楽しいと思います。

boutis ブティ:図案写し~しつけがけ~縫い始め - 2008.05.10 Sat

トップ布にアイロンをかけ、中心を決めておきます。
しつけがけまで必要なものは、HBの鉛筆、しつけ糸、針。

thumb_1210407728.jpg

小さい作品の場合は、水で消えるチャコエースの「ファインマ-カー」を使う時もありますが、大きい作品の場合は、ペンが何本も必要になりますし、時間が経つにつれてやはり薄くなっていくことがあります。チャコペーパーも水で完全に落ちないことがあるので、最近は使っていません。大きい作品は鉛筆、小さい作品はファインマ-カーと、使い分けてもいいと思います。

図案をテーブルなどにセロハンテープで固定して、図案の中心とトップ布の中心を合わせて待ち針で止めます。トップ布が小さい場合は、トップ布もテープでテーブルに固定してしまうと安心です。

thumb_1210407784.jpg

これは別の小さい作品ですが、鉛筆で図案を写し終えたところです。

thumb_1210407947.jpg

裏布と合わせてしつけをかけました。見づらくてごめんなさい。

thumb_1210408111.jpg
2枚合わせる時に、布目の方向を間違えないように。
しつけは中心から放射状にかけていきます。中心に玉結びが集まりすぎないように、縫い始めを少しずらしながらです。放射状にかけ終わったら、周囲にも。


縫い始めです。フープを使って縫っていきます。外のフープを内フープよりも少し下げ気味にすると縫いやすい。私の愛用糸はキルターにはおなじみの「デュアル・デューティーART260」です。
thumb_1210408155.jpg

拡大してみます。よく「どのぐらいの針目で縫っているの?」と聞かれますが、針で縫われている部分が1cmです。
thumb_1210408184.jpg

中央は「ロゼット・ドゥ・プティ・カマルグ」をかがった状態です。

これからひたすら縫っていきます…。

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