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2020-07

ブティ boutis:5-day art challenge : Day-5 ブティ×something/combination of handicrafts - 2015.11.06 Fri

ひでこ先生から受け取った5-day art challengeのバトンも最終日。普段はこんなに頻繁にブログを更新しないので、なんとも落ち着かない気持ちで過ごしてきました。手芸系のブログを毎日更新している方もいらっしゃいますが、ぼんやりと過ごしている私とは人間の出来が違うのだと尊敬の念を抱くばかりです。

さて最終日は、ブティと他の手芸やクラフトとのマッチングです。折に触れて試してきたと偉そうに言いますが、単純に「他のこともやりたい」という欲求を満たすためです。

私の手芸始めは9歳の頃の編み物です。なんてったって最初は、かぎ針編みで昭和の香り漂うロングマフラーでしょう?そのあとは三角ストールやモチーフ編み、そしてセーター...私と同世代で同じ道をたどった記憶のある方も多いのではないでしょうか? 
ということで、肌寒くなると編み物がしたいんです。その欲求をとりあえず満たそうと考えたのがニットバッグです。
テキトーに編み図を考えましたが、ブティを縫い付けた部分は裏編みで仕上げてあります。裏編みは周囲のアラン模様よりも低く編み上がるので、その特性を生かしました。
(click for large)
knit bag1  knit bag2

内側はパッチワーク。やりたいこと満載ってことですね。
knit_bag3
ブティ×ニット:小さな手提げバッグ
knit × boutis:a small bag (2012)


母がパッチワークをやリ始めた15年ほど前、私も見よう見まねで始めたのですが、色合わせが勝負の手芸だと気づいた後はそれほど夢中にはなりませんでした。(母は84歳の今でも地元のサークルでパッチワークを続けています)それでも、ニットバッグの内側もそうですが、端切れがあると「繋いで活かしたい」と思ってしまいます。

ブティは刺しゅう枠に布を張るために布端を多くとります。そのために端切れが案外大きく出ることがあるのですが、それを活かしてみたいと思ったのがこれでした。お試しで作ったので、材料は100均のがま口キットです😊
型紙を適当に分割し、ブティで各ピースを作り、パッチワークしていくだけです。布が2枚なので、裏側の縫い代がかなりごちゃごちゃで、きれいには倒せません。
がま口2
ブティ×パッチワーク:がま口財布
boutis × patchwork:a clasp purse (2011)


そして最後にカルトナージュです。初めてやってみたのは2010年でした。楽しいけど散らかるなあ、って感じでしたが、きれいに仕上げるためのテクニックは奥深いと思いました。家にある厚紙で2作作ってから、キットを買って作った3作目がクリスマスローズをモチーフにしたラウンド型の箱でした。
cartonnage_noel.jpg
ブティ×カルトナージュ:クリスマスローズのラウンドボックス 
boutis × cartonnage:Christmas rose box (2010)

その後も時々作っています。箱の側面に刺しゅうしてあるのは「刺しゅうやりたい」欲求にかられてです。欲張りすぎていつまでも仕上がらないスパイラルに陥っています。
DSCN4045.jpgDSCN4046.jpg
ブティ×カルトナージュ:3つの長方形ボックス 
boutis × cartonnage:3 rectangle boxes (2013)


さて、
choisir! c'est l'eclair の elleccocoさんから
ひでこのStitchDiaryのひでこ先生に届いたバトンを受け取って、
20日ちょっとの間に5日間、3作品を基本に過去の作品を振り返ってみました。画像が見つからなくて探している最中に他の画像を見始めたりして、まあ、相変わらずトロトロでした。

私のバトンを受け取ってくださる方は、人形作家の浦野由美さんです。
実は私の教室に通ってくださっていて、人形のお衣裳にブティを取り入れる計画が着々と進んでいます。とにかく素晴らしい作品の数々です。そのプロフェッショナルな技術と美しさ、創作に向ける真摯な姿勢に感銘を受けています。
皆さんもぜひ浦野さんのブログ「Yumi Urano 幻想の庭」を訪ねてみてください。

お付き合い、ありがとうございました。今後はまたのんびりペースに戻ります。現在、次の新作が進行中です。できるだけ早くお見せできればいいなあと...でも、そろそろ編み物したいなあ...(笑)

ブティ boutis:5-day art challenge : Day-4 最近見ていないもの/works that I haven't seen for long time.... - 2015.10.30 Fri

2008年からブログでほとんどの作品を公開してきたので、「あ〜、見たことある〜」という方はごめんなさい。でも、今日は私もしばらく見ていない(奥に収納されて表に出てこない)作品を掘り出してみます。

パニエ(かご)のフラップ。
雑貨店で見つけたかごにブティでフラップを付けてみました。表は白ですが、裏はピンクの布なので、モチーフがはっきり見えます。フラップの上部はキルト芯を挟んでキルティングをしてあります。可愛すぎて持っていくところが見つからず...。
パニエ
葵のモチーフのパニエのフラップ a basket flap "hollyhock" (2011)


パニエとほとんど同時に作った日傘です。表は白、内側は水色の布を使っています。
この1本を作ってみて、ブティで日傘を作る難しさ、すべきではないこと、やっても効果がないことなど、多くを学びました。逆に、薄手のコットン布などで日傘を作るのは簡単だということもわかりました。ブティの日傘は一般的な日傘と比べると重いです。布は2枚だし、詰めるし。で、なかなか使う機会がありません。将来もう1本作るかどうか...微妙。
日傘
日傘 a parasol (2011)


クリスマスに額装して飾るために作ったものです。下の部分の雪の結晶のデザインは、この後クリスマスオーナメントに変身させました。わが家でクリスマスのイベントをやらないことにしてからは、全く出番がありません。ここ10年ほど年末年始があまりに忙しすぎて、24日に何か特別なことをすると時間も体力もなくなるので、数年前から「普通の日」にしてしまいました...。クリスチャンじゃないし。あ、ハロウィンもやりませんよ(笑)
noel in frame
クリスマスの額装 a frame for Christmas (2008)


出して広げて見ることがほとんどない作品たちですが、展示会でもする際には登場することもあるかもしれません。それもいつのことかもわかりませんが。

次回はDay-5。折に触れて試しているブティと他の手芸とのコラボレーションの可能性を探ってきた旅を...。

ブティ boutis:5-day art challenge : Day-3 お誕生によせて/for baby - 2015.10.24 Sat

ブティは白ということで、結婚と並んで赤ちゃんの誕生に向けてよく作られます。私も今までベビーシューズとバヴォワ(よだれかけ)をいくつ作ったかわかりません。いずれも、お宮参りで身につけてもらえるように作るので、サイズ的にあっという間に実用的ではなくなってしまいますが、記念の品として飾っておいてくださる方が多いです。

最初に作ったのは帽子でした。これは、フランシーヌ・ニコールさんの本に載っていたデザインに少し手を加え、ロゼット・ドゥ・プチ・カマルグ(アイレットに糸かがり)を入れました。
baby hat6 baby hat2
帽子/baby bonnet (2007)
(after a design by Francine Nicolle)

ブティ美術館の講習で入手した図案をアレンジして、バヴォワもいくつか作りました。中央下のハートの中を空けておいて、赤ちゃんの名前が決まったらイニシャルを入れるようにし、周囲にロゼットを入れてあります。
今日お見せするのは、私の従妹の娘、桃花が生まれた時に作ったものです。私の母が作ったパッチワークのベッドカバーに乗せて写真を撮ったのを覚えています。その桃花はもう小学生。心優しい女の子に育っています。
bavoir-momo1
バヴォワ(よだれかけ)/bib((2008)
(designed by Francine Nicolle)

最近よく作るのはベビーシューズです。ブティ作家の君島郁子さんのベビーシューズの型紙をお借りして、ロゼットを入れて新たな図案を描きました。小さいので製作時間が短くてすむため、シューズを入れるものと一緒に贈ることが多いです。
これは、私の友人の義妹の赤ちゃんのために作ったものです。シューズを入れるイニシャル入りのポーチも作りました。イニシャルは、フランス・ブティ協会のデザインをアレンジしています。
赤ちゃんの名は花ちゃん。同じ区内に住んでいるのでよく遊びに伺っていますが、それはもうお転婆さんな女の子です。
baby shoes
ベビーシューズ/baby shoes (2013)
(shoes pattern by Ikuko Kimijima / alphabet design by France Boutis)


教室には、お孫さんの誕生に向けてベビーシューズを作りたいとおっしゃる方が時折いらっしゃいます。たとえブティの経験が浅く、教室のカリキュラムがまだ初期を終了したばかりの段階だとしても、これだけはスペシャル扱い。とにかく期限までに作り上げられるよう、毎回全力でサポートしています。

ブティ boutis:5-day art challenge : Day-2 シルク/silk - 2015.10.20 Tue

2005年秋に参加した南フランスのブティ美術館の講習には、シルクシャンタンで作る回がありました。私がシルクでブティを作ることに全く躊躇しないのは、ここで体験したということが大きいと思います。
ブティ美術館の創設者であるフランシーヌ・ニコールさんのデザインのバッグが課題で、1日の講習では完成はしないので、途中の状態で持ち帰ってきました。作品はファスナー付きのショルダーポシェットだったのですが、両端の図案をもう一度繰り返して描き、予定より少し大きなものに変えて小さな手提げバッグに仕立てました。
sac en soie1
silk bag (designed by Francine Nicolle) (2006)
29×31cm


その講習の帰り、パリで購入したシルクシャンタンを使って、友人の誕生日に向けてラウンドバッグを作りました。
sac en soie11
シルクのバッグ/silk bag (2007)


コットンのブティはもちろん基本ですが、シルクで作るブティは他と比べ物にならない美しさとゴージャス感があります。そこにとりつかれたと言っても過言ではないと思います。
day-1でご紹介した、日本キルト大賞に出品したタペストリー2作の間、2008年に出品したのがラウンド型のショルダーバッグ「草木花」です。
草木花0
草木花/trees, plants and flowers(2008)
25×34×5cm


シルクでティッシュケースやカードケースも作ってきました。プレゼントに最適な作品たちです。右上のピンクのカードケースは名刺を入れて日常使いしています。
DSCN4538.jpgDSCN4414_20151020183729a4a.jpg
DSCN3964.jpg
card cases and a pouch for a pocketable kleenex
9.5×12cm

ブティ boutis:5-day art challenge : Day-1 タペストリー/tapestry - 2015.10.16 Fri

5-day art challenge、1日目です。(「5 days」と「5-day」が世の中で混在していますが、文法的にはこちらかなと思い、とりあえず…そのうち誰か正解を教えてくれるかも)
 
ブティを始めたきっかけは、NHKの「おしゃれ工房」(現「すてきにハンドメイド」)で紹介されたのを見たことです。その1週間後、本屋さんで中山久美子ジェラルツさんの最初のブティの本を偶然見つけて、そこから3作ほど作ったのがブティ製作の始まりでした。2000年の春のことです。最初にランチョンマットを作り、その後、掲載されているデザインに自分で少しアレンジを加え、90×90mの作品を作りました。

Click each photo for large
boutis1.jpg
Non-title (After a design by Kumiko Nakayama-Geraerts) (2001)
90×90m

今も自宅の椅子の背にかかっていて、作品撮影の時など背景に登場しています。今考えれば2作目でこの大きさのものを作るのは結構な冒険だと思うのですが、当時は「まあ、何とかなるんじゃないの」と軽〜く始めてしまいました。並行して小物やクッションカバーも作っていたので、劇場で舞台制作の仕事をしながらの作業は、完成まで1年少しかかりました。

その後アイルランドで半年暮らし、帰国後、思い立ってブティの講習を受けようとフランスに出かけ、ブティ美術館の講習会に参加しました。そこで購入したバチストで作ったのがタペストリー「花のアドレス」です。製作期間は2年半。2008年の「日本キルト大賞」で奨励賞をいただいきました。初めてコンテストに出品して、「あら、びっくり」な結果でした。
花のアドレス
「花のアドレス/Addresses of Flowers」(2008)
145×89cm

ここから派生したのが、最近完成したばかりの「花のアドレス・縮小版タペストリー」。元になった図案がいくつか見られると思います。
addresses of flowers(1)
花のアドレス・縮小版タペストリー/Addresses of Flowers, mini tapestry (2015)
 45×45cm


私の現段階での最大の作品はタペストリー「楽園」。2010年の日本キルト大賞で入選したものです。「花のアドレス」を作り終わってすぐに製作に入ったので、完成に2年を要しました。このブログのタイトル画像になっているのはこの作品です。
楽園
「楽園/A Paradise」(2010)
127×118cm

大型の作品ということもあって、当時、あまりきれいに写真が撮れていないのが残念です。こうして初期の頃の作品を掘り出して、さらに最近の写真と並べると、「デジタルカメラの性能がどんどん上がっていくのがわかる15年」という別のテーマにもなりそうですね。
大きい作品はこんなところ。次回からは小さいものも取り混ぜてご紹介したいと思います。

I start 5-day art challenge on my blog.
I would like to thank very much to Hideko for nominating and inviting me to this art challenge. I really love and admire her beautiful works and her blog is one of my favourite. I strongly recommend that you visit her blog (Hideko's Stitch Diary) if you haven’t yet. Also Hideko was nominated by ellecoco, whose blog is a truly beautiful embroidery room as well!

For five days I will share 3 (or more?) of my works and then nominate one of my artist friends to participate in this activity.
I will dig up some of old works in the bottom of my blog and photo box!

I have a small question. Some call this activity “five-day art challenge”, others call “five days art challenge”. Please let me know which is correct grammatically or which sounds naturally to native speakers.

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Author:Hiromi Nakayama <hiromi at arielvoice>
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