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2016-05

FROU FROU フルフル - 2016.05.31 Tue

サロンが終わってからは、リヨンとパリに立ち寄りました。パリではマレ地区のアパートを3泊レンタルして、手芸屋と雑貨屋めぐり。

パリに着いた午後にアパートから徒歩6〜7分のBHV(ベー・アッシュ・ヴェー)に出かけました。以前は「パリの東急ハンズ」みたいなデパートでしたが、改装してずっとオシャレになりました。観光客にまだあまり知られていないのか(特に中国人観光客)混み合ってなくて、老舗デパートのボン・マルシェみたいにセキュリティのおじさんに中国語で挨拶されることもなく、のんびりお土産の小物が買えるので、実は大好きなデパートです。

まず、ここで買うのが約50×100cmサイズのタオル。日本では絶対に売っていないサイズです。フランスではセルヴィエット、英国やアイルランドではハンドタオルという呼称で売られています。実は日常的にかなり重宝していて、ヨーロッパに出かけるたびに必ず1〜2枚買って帰ります。

もう一つの目的はもちろん手芸コーナー。以前は洋服のパターンやリボンなどがメインであまり収穫がなかったのですが、「あれ?この前来た時もこんなだったっけ?」...。というのは、スペースの半分が「FROU FROU」というブランドで占められていたからです。プリント布やそれを使ったカルトナージュの箱や可愛いスカートやチュニックのパターンが展開されています。
プリント布が可愛くて、ボルトから少し外して眺めていたら、なんとMade in Japan。でもこのブランドを日本で見たことがありません。調べてみたら1946年創業のフランスの手芸メーカーParitysが展開するブランドでした。
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Made in Japanのものをフランスで買うというと、普通は笑われるかもしれませんが、これは、いかに日本の布プリント技術が優れているかということだと思います。10年ほど前にサン・テティエンヌにあるレゾリヴァドの工場隣接のショップに行った時にも「いくつかの布は日本でプリントしているのよ」とショップのマダムが教えてくれました。

Paritysの本店はパリの東、ナンテールという町にあるようですが、パリ市内に「FROU FROU」の店舗が2つあります。地図はこちら→
ひとつは老舗デパートのボン・マルシェの近く。もうひとつはサクレ・クール寺院のふもと、モンマルトルの布地街。モンマルトルのお店の方が大きくてゆっくり見られます。
モンマルトル店のショーウィンドウ。
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モンマルトルの布地街。写真の右手の茶色の看板がFROU FROU。Dreyfusのならび、Molineの向かいです。
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BHVで見た布のほかにもかわいいのがあったので、カットクロスになっているのを買いました。うん、かわいい。色違いのものも買ったのですが、写真を撮る前に人手に渡ってしまいました。
IMG_1593 (1)


日本でプリントされているなら、いずれは日本で展開されるんだろうなと思いながら帰国し、ゆっくり検索したら...私がパリに発つ直前にこんなリリースがされていました。
パリ発信ライフスタイルブランド「FROU FROU」日本展開開始のお知らせ


今年の日本ホビーショーに出展されていたんですね。ご覧になった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。本当にかわいいので、手芸店などで発売されるのをお楽しみにって感じです。

フランス・ブティ協会のサロン Salon National du Boutis à Caissargues 2016 - 2016.05.26 Thu

フランス・ブティ協会のサロンに参加したのは今月第1週目。そのあとリヨンとパリに立ち寄ってのんびり帰ってきたのですが、帰国後はとにかく疲労感が抜けませんでした。教室では元気なのですが、帰ってくると眠くてたまらない...そんな状態からようやく立ち直ったのが先週末です。他の参加者のブログやフェイスブックですっかり見終わってしまったわ、という方も多いのではと思いますが、自分の記録のためにも書いておきます...(最近忘れる速度が速くて...)

今回もニコルとフロリダからやってきたヘザーとともにブースを開きました。他の参加者と会うのも2年ぶり、キスとハグの嵐です(笑)

こちらが私たちのブース。
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いくつか新作も出しましたが、前回のサロンから丸2年、2年間に作った作品がこれしかないのかと愕然としたのも事実です。
ブースの正面と側面にはニコルの作品とヘザーがフロリダから運んでくれたアンティークのブティ5点を展示しました。ブティの背後にはヘザーのパッチワークキルト。これがブティと同じくらい注目されて、ブティをめくってキルトを見ていく人が続出しました。
アンティークブティは保存状態も良く、素晴らしい作品です。
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周囲にフリルのついた一番大きなアンティークブティです。フリルにはさらに手縫いの刺繍が施されています。コントラストが付いていないので良く見えませんね...。
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サロンが終わってから、ヘザーとニコルの旦那さまたちに手伝ってもらって、窓際で光に透かして画像を撮りました。これで良く見えると思います。
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今回のサロンは、もちろんそれぞれのブースで発表された作品が素晴らしかったのは言うまでもありませんが、ハイライトはブティ界のレジェンドとも言えるアンドレ・ゴサンさん(94歳なのだそうです、お若いこと!)が来場されたこと。以前から雑誌などで写真を拝見してはいたのですが、まさかお目にかかる機会があるとは考えてもいなかったので、びっくりしてしまいました。
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ゴサンさんの隣に立って話を聞いている方がフランス・ブティ協会長のアニー・パンテルさん。ご主人のロジェさんとともに協会とサロンの開催を支えていらっしゃいます。私が毎回気楽にサロンに参加できるのも、ご夫妻が歓迎してくださるから。感謝しています。

そしてもう一人、私の尊敬するブティ製作者のシャンタル・ジョフロワさんにお目にかかることができました。フランス・ブティ協会のサロンには参加されないので、毎年参加されているピエルフ・デュ・ヴァールのサロンに行かないと会えないなあと思っていたので、思いがけないことでした。2日にわたってブースに立ち寄られ、2度目には私のパターンファイルを椅子に座ってじっくりと見てくださいました。緊張しました(笑)
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フランス・ブティ協会の今年の特集展示は「ジュポン(ペチコート)」でした。アンティークのものと現代作家のものが展示されていました。いつか作ってみたいと思っていますが、なかなか手が出せません。
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サロンの様子は他の参加者がもっと詳細にレポートしているので、どうぞご覧ください。
Lou
Heather
Henriette
Nini
Marie Silvestre
Boutis divins
France Boutis
Lei Roucas dóu Bàrri

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Hiromi Nakayama <hiromi at arielvoice>

Author:Hiromi Nakayama <hiromi at arielvoice>
フランスの伝統手芸「ブティ」の作家・中山弘美
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